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6/19/2012

季節。

もうじき、アメリカで働くようになって1年半、セントルイスに来て1年になります。
日本では入梅して雨が多くなったと聞きますが、もちろんアメリカには梅雨などなく、3月あたりから少しずつ気温が30度を超える日が出てくるようになって、5月や6月ともなれば週の半分以上が日本で言う夏日というような日和です。(日本の夏日よりも湿度は低いので、若干はしのぎやすいですが)

アメリカに梅雨がないということは、つまり梅雨明けもないということであり、日本で梅雨明けの日に感じることができた、「とうとう夏が来た!」という昂揚感を味わうことができないのは少し残念であります。こうして見ると、日本は春と夏の間に梅雨という別の季節があり、またさらに言えば春と梅雨の間に初夏という季節があり、また夏と冬の間には秋雨や秋、晩秋といったそれぞれ少しずつ違った特徴のある季節があるという考え方ができます。アメリカのように、単に徐々に気温が高くなって低くなるだけの「四季」とは別の、身にはっきりと感じられるいくつかの季節が存在するわけで、そういったちょっとした気候と雰囲気の違いを感じて、時の移ろいを楽しむというようなことができないのは、アメリカに来て少し物足りなく感じるところであったりします。

そういえば、日本には二十四節気という考え方もありましたね。

京都二十四節気 なんていう素敵なサイトを見つけました。

今は、芒種。
明日6月21日からは、夏至だそうです。
今年の日本はどんな夏になるのでしょう。

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